自分が行った仕事に対して「どう評価したら良いのだろう?」ってことありませんか?今回は超簡単で超強力なフレームワーク「KPT法(ケプト法)を紹介します!
KPTとは?
KPTとはKeep Problem Tryの略です。それでは、意味と目的について解説していきます。
KPTの意味
KPTは次の3つに分けられます。
- Keep(今後も継続したいこと)
- Problem(問題だったこと)
- Try(問題解決のために行うこと)
KPTの目的
自分の仕事を振り返り、次の改善につなげることを目的としており、PDCAサイクルの「C(チェック)」の方法を具体的にしたものがKPT法です。
「KPTの意味」で紹介したように超シンプルで、超明確なロジックのため、誰が見ても同じ視点で捉えることができる優秀なフレームワークです。
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KPT法を使った仕事の振り返り術!
K
Keep → やってみて良かったことを次も続ける!
例)チーム内の飲み会を定期的に行ったことで、コミュニケーションが増えてプロジェクトの品質が向上した!定期的な飲み会は継続して企画しよう!
P
Problem → 問題だったことは何か
例)会議が多すぎて、生産性が低くなってしまった。
T
Try → 問題解決のために何をするか!
例)会議は月に1回にして、コミュニケーションはチャットツールなどのICTを活用しよう!
KPTAとYWT
KPTA
KPTに「Action」を足して「KPTA」とする考え方です。Tryをあえて「Try」と「Action」に分解するといった考え方からこの言葉が生まれました。
先ほどの例を分解して考えてみましょう!
例)会議は月に1回にして、コミュニケーションはチャットツールなどのICTを活用しよう!
この中で「会議は月に1回にして」をTryとして考えます。そして、「コミュニケーションはチャットツールなどのICTを活用しよう!」をActionとして考えます。この考え方がKPTAなのです。
YWT
似ているフレームワークでYWTといったものがあります。
- Y(やったこと)
- W(わかったこと)
- T(つぎにやること)
うん、めっちゃ日本語ですね。それもそのはず、(株)日本能率協会コンサルティングが開発して提唱したものなのです。
日本の企業が開発しているので愛着が湧きますね〜。きっと「KYK(危険・予知・活動)」みたいなノリなのでしょう。個人的に結構好きです、こういうの。
ロジックとしては単純で、「Y」でやった事実を書き出し、「W」で事実から何を学んだか、何がわかったかを書き出し、「T」で学んだこと、わかったことを何に活かすか考えます。
まとめ
今回の記事では、以下の点を解説しました。
- KPT法は、Keep(今後も継続したいこと) 、Problem(問題だったこと) 、Try(問題解決のために行うこと)の略である。
- KPT法は超シンプルで超明確なロジックである。
- YWTには愛着が湧く。
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