


上司に指示された期日に提出したけど、結局はやり直しを指示されて、期日通りに提出できなかった。
あなたもこんな経験をお持ちではないでしょうか?
今回は、「勝率 60%で動け!」をテーマにお話し致します。実践できれば、きっとこのような失敗はなくなりますよ。
勝率60%で動けるようになると世界が変わる
勝率60%で動くとは、「勝てる可能性が半分以上ある」と感じたときにすぐに行動に移す事です。これを出来ると出来ないでは、成果に対してライバルとの明確な差が生まれてしまいます。
あなたも、ライバルも能力に対する差はほぼありません。(同じ人間なので当たり前ですよね)
だとしたら、考え方で差をつけるしかないのです。
勝率60%で動いた方が良い理由
「考えない」ことは生産性が高い
「考える」ことは生産性が悪く、「考えない」ことは生産性が高いです。物理的に生産価値を与えることができるのは、ひたすら集中して価値をつくる作業を行うことです。
「考える」事とはどんなことか、次のような例があります。
- 会議や打ち合わせ
- マーケティング
- 悩んでいる時間
次に「考えない」事とはどんなことか、見てみましょう。
- 目の前のことに集中して作業する
- 決められた手順通りに同じ作業を繰り返す
- 悩む事がなく、判断に迷わない
この2つを見比べた場合、同じ成果を出せるならば、「考える」よりかは「考えない」方が生産性が高いのは明らかです。会議や打ち合わせに使っていた時間は、物理的には何も生み出していません。会議や打ち合わせは、成果(品質)に影響するため行っている事が多いですが、可能な限り、少なくする方が生産性は高くなります。
ビジネスで最も重要な要素はスピード
どんなビジネスにおいても、スピードは遅いより早い方が有利です。
どんな時代においても、新事業の先駆者は成功していることから、この事が証明されています。これは「時は金なり」という日本古来の考え方からもわかると思います。
この世に 100%正しい選択はない
正しい選択をしたかどうかは、所詮結果論に過ぎないため、考えるだけ無駄である、ということです。この通り、正しい選択がないのなら、後悔しない選択を行い、早く行動を起こした方が得です。
これらの基準から考えると、勝率 60%以上(半分以上勝てる)とわかった段階で動き出して、それを信じて考えないで集中して「作業」を行うことで、可能な限り早く、有利に成果を出すことが出来ます。
それは生産性が高い仕事をしているということになります。
一方、100%(正確にはどんなに頑張っても 90%程)の勝率がわかってから動いたころには、ライバルは既に目的を完遂してしまっており、結果、生産性の悪い仕事をしてしまっていることになります。
例えを挙げると、コロナ渦初期にマスク大量転売事件がありましたよね。コロナの出始めの頃、この考動スキルを使っている人がいち早くマスクを買い占めて、「情弱者」に売りつけたのです。
でも、これってよく考えると、買い占めを始めた時点では、マスクの需要と供給のバランスが崩れる確証なんてなかったわけですよ。皆がわかっていたら、マスク販売業者はすぐに設備投資して、大儲けしていますよね。実際は出来ている業者はいなかったのです。
ちなみに、一説によると個人で 1,000 万円以上売り上げた方もいるそうです。
※今回の例は、道徳に反するものなの微妙でした。すみません。
最後に
最速で動けて成功できる考動スキルとして、「勝率 60%以上で動く」という方法を紹介させて頂きました。
動いている途中で、失敗と気づいたら撤退すれば良いですし、確率は分母が大きいほど、収束していくものなので、実践できればかなり有利になります。
なぜあの人はこんなに仕事が早いのだろう?と思っている人がいれば、その人はこの方法を使っているに間違いないです。