D言葉ではなく、S言葉を使え!反論していると思わせない反論術

本日は、相手に反論していると思わせないで反論する術を紹介しようと思います。

ちなみに今回紹介する反論術は誰でも実践できるめちゃくちゃ簡単な方法となっていますので是非、試してみてください。

D言葉ではなく、S言葉を使おう

では、どうすれば相手に「コイツ、反論する気だなッ!」と思わせないで反論できるようになるのか。

それは反論する際の接続詞に「だから、でも、だって、ですが、どうせ」等の「D言葉」を使わず、「すみません、そうですか」等の「S言葉」を使えば良いのです。

なぜかというと、「D言葉」の後には必ず否定的な言葉が続くからです。

そしてそのロジックを人は本能で理解しており、「でも!」等の「D言葉」を相手が発言した瞬間に、「あっコイツ俺に反論する気満々だわー」と警戒されてしまうのです。

一方、「すみません、そうですか」等の「S言葉」は、相手の主張を一度受け入れて、「承認欲求(認められたい欲求)」を満たす効果があります。

承認欲求を満たされた相手は、「好意の返報性(施されたら施し返したくなる心理)」が働き、相手の主張も素直に受け入れてくれるようになります。

この時、相手は「俺の事を理解してくれたから、相手の事も理解してあげなくちゃいけないよな!」等と思っているため、その後に続く言葉が「反論」であることに気づかないのです。

D言葉・S言葉の具体例

一つ例を言うと、

「でも、それってこうですよね」※D言葉

「そうですね(あなたの言っている事はわかりました)、それは、こうですよね」※S言葉

上記の二つに反論を比較した場合、どちらに不快感を抱きますか?

多くの人は、「でも」という言葉に不快感を抱くそうです。

ちなみに、この効果を説明せずに、上記の質問を数名の知人したところ、全員「D言葉」の反論に対して不快感を抱きました。

同じ意味なのに不思議ですよね。

最後に

今まで、D言葉を使っていた方は、S言葉を使ってみてはいかがでしょうか。

特に「感情論タイプ」の相手には効果的面ですよ。