今回は「ノーシーボ効果」をテーマにお話ししていきます。
今回の心理学は超危険なため、絶対に悪用しないでください。
ノーシーボ効果とは?
ノーシーボ(ノセボ)効果とは、ネガティブな思い込みによって実際に身体に悪い影響を及ぼす現象を言います。
恐るべきノーシーボ効果
ノーシーボ効果について、こんな実験がありました。
【ブアメードの血実験】
この実験は、「人間は思い込みによって実際にケガをしていなくても死に至るのか」を確認するために行われました。医師たちは「ブアメード」と言う名前の囚人をベッドに縛り付けて、目隠しを行いました。
その次に「三分の一の血液を失ったら人間は死ぬ」と言う情報をブアメードに伝え、ブアメードの足の親指にメスを入れました。
ブアメードの血液がポタポタと落ち始めます。
どれくらい時間が経ったでしょうか・・・。
医師たちはブアメードの近くで静かに会話を始めました。
「血液はどれくらい抜けましたか?」「・・・まもなく三分の一になります」
それを聞いたブアメードは静かに息を引き取りました・・・。
実はこの実験では血液を流していません。足の親指に少しだけメスを入れて痛みを与えた後に、ひたすら水滴をたらしてブアメードに聞かせていたのでした。つまり、ブアメードは一滴も血液を流していないという事です。
ですが、実際にブアメードは死んでしまいました。
この実験で人は思い込みによって実際に死にいたる事が証明されました。
プラシーボ効果
プラシーボ(プラセボ)効果とは、ポジティブな思い込みによってその効果が実際に現れる現象を言います。
プラシーボ効果について詳しく知りたい方は ↓こちらの記事へ
まとめ
- ノーシーボ効果とは身体にマイナスに働く思い込み
- 実際の実験で証明された
- 反対(ポジティブ)に作用することをプラシーボ効果と言う