

ゴホッ!ゴホッ!


あっ治りました!


あなたは、このような不思議な現象を聞いたことはありませんか?
今回はこの現象「プラシーボ効果」をテーマにお話ししていきます。
プラシーボ効果とは
プラシーボ(プラセボ)効果とは、思い込みによってその効果が実際に現れる現象を言います。
例えば、症状に対して効き目のない薬物であっても、「本人が効き目のある薬」と思い込んで服用することで有効な作用が現れるといった事です。
恐るべきプラシーボ効果
ノンアルコールビールを飲んだ時にアルコール入っていないにも関わらず、酔ったような症状が出る事があるそうです。
この現象は脳がノンアルコールビールを本物のアルコールビールと錯覚してしまうことが原因であるとされています。
これこそまさにプラシーボ効果です。
プラシーボ効果の使い方
このプラシーボ効果はビジネスシーンにおいても有効であり、その具体例を紹介していきます。
成功者になりきる
どんなビジネスにおいても成功者は存在します。あなたが成功したいビジネスシーンで成功者を演じて臨んでみてください。

ブツブツ・・・

部下に指示する際に工夫する
部下に指示する際に「キミなら必ずできる」「このプロジェクトメンバーには優秀な人間しか選ばれない」と伝えるだけで部下の業務遂行能力が向上するといった効果が現れます。


どんな時もポジティブに考える
忙しすぎて寝不足の時も、人間関係で嫌になった時も乗り切れる魔法の言葉があります。
その事がは・・・「今は修行中」です。
忙しい時も・・・

上司に叱られた時も・・・

鳥のフンが肩に落ちてきた時も・・・

プラシーボ効果は実際に医療現場でも活用されている
プラシーボ効果は実際に医療現場で活用されているそうです。
薬の開発時の治験では偽薬を飲ませたグループと、新薬を飲ませたグループで有効性と安全性を比較します。この時どちらに新薬を飲ませたかは公表しません。
この方法は、偽薬に比べて新薬に有効性があるかどうか確認するのに非常に優れた方法です。
ノーシーボ効果
実は、身体に対してプラスに働く現象をプラシーボ効果と呼んでおり、身体に対してマイナスな影響を及ぼす現象は「ノーシーボ(ノセボ)効果」と言います。

マイナスの作用はノーシーボ効果と覚えれば良いですね!
ノーシーボ効果について詳しく知りたい方は ↓こちらの記事へ
まとめ
- プラシーボ効果とは身体にプラスに働く思い込み
- ビジネスシーンでも有効である
- 実際に治験でも使われている