【割れ窓理論】一枚の割れた窓が重大な犯罪につながる!?

今回は割れ窓理論についてお話しします。この理論は、有名なので知っている方も多いと思います。

割れ窓理論とは?

割れ窓理論とは、環境犯罪学の学問で、小さな一つの不良を放置することで、やがて大きな不良につながっていくといった説を唱えたものです。

一枚の割れた窓が重大な犯罪につながる!?

例えばですが、ある会社の窓が一枚割れているとしましょう。

そしてその割れた窓を誰も気にせず放置すると、「あそこが割れているからこっちも割ってもいいか」といった具合に、連鎖的に窓が割られ、それが当たり前の状態になっていくのです。

そして「これだけ汚い会社なのだから、法律なんて守らなくて良いか!」と倫理観が欠如し、やがて「ハラスメントは当たり前」「横領は行う」といったような重大な犯罪につながっていくのです。

ここまでいってしまったら超低レベルな会社になってしまいますよね。

最悪な状況を回避するには?

この状況を回避するためには、小さな不良はすぐに是正しなければなりません。

落ちているゴミは拾う、帰る前に作業場を片す、工程不具合は再発防止をすぐに行う、後輩・部下の間違った行動はすぐに指導する、考えてみるとたくさんの小さな不良があると思います。

あなたも身の回りの「小さな不良」に意識を向けてみて下さい。

どんな状況でも私たちの行動で環境は変えられます。

働きやすい職場にするのも働きにくい職場にするのも私たち次第です。