
あなたはネット通販で買い物をするときに、その商品のクチコミやレビューを参考に商品を購入するかどうか、決めることがありませんか?

(あっ、それ僕や・・・)

・・・その商品の販売元がいかに良い点を述べていても、信用できませんよね。

逆に利害関係のない第三者が良い点を述べていると一気に商品への評価が高くなりませんか?

(あるあるwww)

実はこの心理現象はウィンザー効果と呼ばれるものです。今回はこのウィンザー効果について解説します。
ウィンザー効果とは
ウィンザー効果とは、本人から伝えられる情報よりも、クチコミなどの第三者が発信元の情報の方が信憑性が増すという心理です。
ウィンザー効果の活用法
購買意欲の向上
先述したとおり、販売元がいかに良い商品だと宣伝してきても、疑ってしまって購入しようと思いませんよね?
でもクチコミに良い評価がついていれば、その商品への信頼度が増します。何故なら利害関係のない第三者から評価のため、嘘をつく理由がないと思えるからです。
この手口をよく利用しているのがAmazonや楽天などのネット通販です。
時限式印象操作
人は直接褒められるよりも、第三者を通して間接的に褒められた方が素直に受け入れることが出来ます。
例えば、直接「あなたって優しいよね」と褒められるのと、「○○さんがあなたの事、優しい人って言ってたよ」と褒められるのでは、あなたはどちらの方が素直に受け入れることが出来るでしょうか?
直接「あなたって優しいよね」と褒めれた時って「何か、下心があるのかも?」と勘ぐってしまいませんか?
少なくとも私はめちゃくちゃ勘ぐりますし、第三者から伝えられた「○○さんがあなたの事、優しい人って言ってたよ」の方がめちゃくちゃ嬉しいです。
私は、仲良くなりたいと思った人に対しては、その対象者と仲が良い友人や同僚に、あらかじめ対象者を褒める言葉を伝えておきます。そうすることで、仲良くなりたい対象者に私が仕込んだ褒め言葉が伝わり、後に仲良くなりやすいのです。
まるで時限式の印象操作です。そして私の腹黒さがバレてしまいましたね。
まとめ
- ウィンザー効果とは、直接伝えるより第三者を介して伝えることで信憑性が増す心理である
- 商品説明より、クチコミの評価の方が信頼度が高い
- 人は直接褒められるより、第三者を介して褒められた方が受け入れられる