Web3.0ってなに?出来るだけ分かりやすく解説するよ

ナメリーヌ
最近よく聞く「Web3」や「Web3.0」ってなんだろう・・・
ヒカリ
実は私も「Web3」について最近勉強しているんだ。どうやらきちんとした定義はないらしい。

そもそもWebってなに?

Web(ウェブ)は、「ハイパーテキスト(Hyper Text)」という記述方法で書かれたコンテンツをつなげる仕組みであり、正式名称はWorld Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)と言います。「世界に広がる蜘蛛の巣」という意味で、WWW、もしくはW3と略される事もあります。

記述方式で書かれたコンテンツとは何か。わかりやすいのは、ホームページやサイトです。つまり、このホームページやサイト同士をつなげる仕組みがWebなのです。

Web3.0ってなに?

Web3.0もしくはWeb3(ウェブスリー)とは、パブリックブロックチェーンを基盤としたインターネットの概念です。

他にも、インターネットの歴史の中で、様々な技術やフォーマットを経て進化してきた時代を指し、前史に「Web 1.0」と「Web 2.0」があります。

※「昭和」「平成」「令和」みたいなものです。

次にそれぞれの時代を解説していきます。

Web1.0

Web1.0とは、インターネットが普及し始めてから、Web 2.0が発生するまでの1991年頃~2005年頃までの期間のことを指します。

この時代は、一方的にテキストが発信されるのみでした。発信側は企業のみで、個人はその情報を閲覧することしか出来ませんでした。

Web2.0

Web2.0とは、2005年頃~現在までを指し、ブログやSNSなどにより個人でも情報発信が可能となった時代です。

これにより、これまでの一方的なテキストの発信から個人同士がつながる時代へと変わりました。

またWeb2.0 は、GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック改めメタ、アップル、マイクロソフト)によりIT革命が起きたのと同時に、GAFAMによって個人がコントロールされてしまった時代とも言えます。

Web3.0

Web3.0は、これから起きる、もしくは既に少しずつ起きている次世代のインターネットであり、GAFAM等に個人がコントロールされることない分散型を目指すインターネットです。

仮想通貨やブロックチェーンという概念もこの世代となります。

2022年現在、Web1.0は過去、Web2.0は現在、そしてWeb3.0は未来のインターネット世代を表す概念なのです。

Web3.0に関係するもの

次にWeb3.0に関係するものを紹介します。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、データを皆で共有して管理、記録する事で、一部で不正や故障などのエラーが発生した場合でも全体で正しい情報を維持管理する技術です。

簡単に言うと、「絶対に改ざん出来ないデータを記録する技術」です。

NFT

NFTは「ノン・ファンジブル・トークン」の略で、和訳すると「非代替性トークン」となります。

非代替性とは「他に替えが効かない」という意味であり、トークンは「証拠」といった意味があります。

簡単に言うと、「唯一無二を証明する技術」です。

DAO

DAOは「ディセントラライズ・オートノマス・オーガニゼイション」の略で、和訳すると「自律分散型組織」となります。

簡単に言うと「プログラムによって管理される組織」のことです。

特徴としては誰かが管理するような中央的集権を必要とせず、組織内の構成員一人一人によって自律的に機能する能力を持っている次世代の組織です

メタバース

メタバースとは「超越」という意味を持つ「メタ」と「世界や宇宙」といった意味の「ユニバース」が合わさった造語であり、「超世界=仮想空間」といった意味があります。

構造としては「VR(バーチャル・リアリティ)」が作り出す仮想空間であり、実際には存在しないが、人間の五感を駆使して工学的に生み出す体系や技術です

Web3.0で世界はどう変わるか

Web3.0の世界では、サラリーマンの数が激減しており、フリーランスとしてDAO(自律分散型組織)で働く人が多くなっている事が予測できます。

また、銀行という概念は無くなっており、人々は「誰か」に管理される事なく、送金したり「個人」が管理する時代となっています。

・・・多分。

まとめ

  • Web3.0は次世代のインターネット
  • Web1.0とWeb2.0は前史である
  • Web3.0の世界はではフリーランスが増える(願望)