今回は、オタクを狙ったマーケティング手法を紹介します。
オタクにフルコミット!
オタク(こだわりがある人)であり、スニーザー(良い商品を他人に紹介したくてたまらない人)と呼ばれる人が、欲しがる商品やサービスは何か、そのニーズを商品やサービスに展開するだけで簡単にマーケティングは成功します。
つまりオタクと呼ばれるスニーザーをペルソナとして設定するのです。
オタクにフルコミットするとなぜマーケティングが成功するの?
なぜなら、世の中が似たような製品にあふれているからです。
スマホケースやパソコン、冷蔵庫に洗濯機・・・どれも似たり寄ったりで性能も品質も同じです。
どこでも同じものを作れるなら、安い方に顧客は流れていきます。(当然ですが)
そこには安全性だとか、品質だとかはあまり関係がないのです。
もちろん、それなら安価なものを売り出しても良いのですが、それだと価格競争に巻き込まれて、利益を落とすだけなので持続性がありません。
オタクにフルコミットの具体例
例えば、私が電車オタクにモノを売るならば、電車と同じ構造で動く自動車や、電車に実際に使われている部品をオブジェに加工した製品などを売ります。
これは電車オタクにはたまらない一品となります。
そして、電車オタクの中でスニーザーと呼ばれる人々(良い商品を他人に紹介したくてたまらない人)は、仲間の電車オタクにこの商品の価値を口コミで広めてくれます。
これは無料の広告となり、利益を押し上げてくれます。
最後に
以上、オタクなスニーザーをペルソナとして設定してフルコミットするマーケティング手法でした。
本記事に興味がある方は、セス・ゴーディンの著書をオススメします。