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ロジックツリーとは?
一つの論理要素からMECEを意識して、さまざまな要素に枝分かれしながら論理の道筋を展開していくのがロジックツリーです。ピラミッド型に並べることから、別名で「ピラミッドストラクチャ」とも呼ばれます。※ロジックツリーとピラミッドストラクチャは別のフレームワークという記述が多いですが、本記事では同じものと定義します
ロジックツリーはあらゆるフレームワークの基礎となるもので、物事を整理して相手に見せる事にも適しています。
ロジックツリーには、次の3種類の使い方があるとされています。
- 「What / 要素分解ツリー」▶︎要素に対して、「What(なに)」をシンプルに論理分解する方法
- 「Why / 原因追求ツリー」▶︎最初に結論や主張を示し、「Why(なぜ、そうなるのか)」をツリー化して原因を明確化する方法
- 「How / 問題解決ツリー」▶︎問題に対して「How(どのように、解決するか)」をツリー化して解決策を深掘りする方法
いずれもMECEを意識してツリーを構成する事が重要です。
※MECEの詳細は▼▼コチラ▼▼
次項ではロジックツリーの具体例を見ていきましょう。
具体例
What / 要素分解ツリー
「要素」をMECEとして分解するとどうなるのかを分析します。ツリーの項目には、基本的に固有名詞を当てはめていきます。

Why / 原因追求ツリー
「結論」や「主張」をに対して、「Why(なぜ、そうなるのか)」をMECEとして分析します。この分析を繰り返すことで、真の原因にたどり着く事ができます。

How / 問題解決ツリー
「問題」に対して、「How(どのように、解決するか)」をMECEとして分析します。この分析を繰り返すことで、効果的な解決策にたどり着く事ができます。

有効なシーンは?
物事の要素や原因を分析して明確にするときや、さまざまな項目を整理して図解にするときに役立ちます。そもそもフレームワークを応用する場合にこのロジックツリーなしでは理解するのが困難なため、必ず覚えるようにしましょう。
関連するフレームワーク
- SWOT分析(整備中)
- 帰納法と演繹法(整備中)
まとめ
- ロジックツリーは、論理の道筋を展開していくフレームワーク
- あらゆるフレームワークの基礎となり、要素を整理するのに最適である
- 要素分解、原因追求、問題解決の3種類のツリーがある